まことに小さな国が・・・とんでもなくデカい国と戦争をした時に
私利私欲なく、この小さな国を守る為にその大枠の準備を行い、部下
を信頼し、実行した人がいる。
その人の名は 山本 権兵衛 (やまもと ごんのひょうえ) 諱(いみな)
は盛武(もりたけ)、通称(ごんべえ)、何故 ごんべえ と名乗ったのか
不思議で仕方ないのですが、とにかく、この人の事をもっと知りたくて
泉は一冊の本を読んでいます。
明治時代、そのデカい国ロシアとの戦には制海権の奪取が勝敗の鍵を握
っていると誰よりも早くそれに気付き、論理力をもって周りを納得させ、
誰に何と言われようともその準備を着々と進める”志”には尊敬するば
かりです。
戦場での作戦や指揮は全て部下である東郷 平八郎に任せ、大本営にいる
自分は色々な方面から援護射撃をするといった、部下を信頼する姿にも
感服します。
この上司でなければ東郷さんもバルチック艦隊に勝利することは難しか
ったのではないでしょうか。
今は日曜日のNHK午後8時からは「龍馬伝」が放送されていますが、年末に
は「坂の上の雲」の第2部が始まります。
少しだけですが、第1部で石坂浩二さんが演じる山本 権兵衛が登場しました。
この本の中には、東郷 平八郎の参謀であった秋山 真之が明治37年11月27日
から乃木軍が203高地を奪取した12月6日までの10日間に岩村参謀に送った
書翰がが載っているのですが、これには驚きました。
何回も読んで泉は泣いています。
僕の育ての親でもあった海軍出身のじいちゃんを思い出します。
いつも、色んな事で導いてくれているような気がしてます。
この本にめぐり合えたのも何かの縁なのでしょうね。
「海軍経営者 山本権兵衛」 千早正隆 著
泉が読んだ本ランキングのトップ10に仲間入りです!!!!