こんにちは
ウィザードの泉です。
僕と同郷出身(愛媛県松山市)のスーパースターで、
元全日本女子バレーボールの佐伯 美香さんがいる。
皆さんもご存知だとは思いますが、チームで一番背が低いのに
オリンピックで大活躍された あの方です。
その佐伯さんが4月29日(祝日)に栗東芸術文化会館さきらに
栗東青年会議所の講師として来られます。
定員350名 入場無料です!!!
是非皆様も申し込まれてはいかがでしょうか
いいお話が聞けると思います(^o^)/
僕も家族3人で申込ました。
下に申込用紙も画像でUPしておきますので、印刷記入して
FAXされるのがよろしいかと思います。


レースの翌日、早速 丹生谷選手がエンジンを下ろし全部分解して
くれたので、昨夜仕事を終えてから見に行って来ました。
エンジン部品にクラック(ひび割れ)が入ってないかも調べる為に、
うちの会社で使っている実体顕微鏡と電子顕微鏡を持参して。。。
今の所まだ原因が分かっていません。
レースは終わったのだけれど、チームとしてのレースはまだ終わっていないのです。
原因を突き止めるまでは・・・

決勝レースのスタート直前まで、心も身体もマシン整備もやれる事は
全部やってきた。
ですが、原因の分からないマシントラブルで約30分で僕達のレースは
終わってしまいました。
問題を抱えていたマシンで、第一ライダーの丹生谷選手(にゅうのや)が
予選を頑張ってくれて、スタートポジションは24番手
予選を走り終えた丹生谷選手からマシンの調子が良くないとの話しを聞
き、直ぐにエンジンを下ろす作業に取りかかる。
決勝前のフリー走行が始まるまで残り30分。
フリー走行を走るのは内山選手(女性ライダー)と僕。
ピットの中ではライダーもクルーも総がかりで作業を進める。
そのうちにフリー走行が始まってしまい内山選手には出走の準備をして
貰った。
まだ諦める訳にはいかない。。。
なんとか作業が終わり内山選手を送り出す。
メインストレートを走り過ぎる彼女から何かサインが送られてくるか?
通過する時のエンジン音はどうだ?
タイムはどうなのか?
約4周してピットに帰ってきた彼女が「最後の周に問題が出た」と告げた。
ガッビ-----------------------------------------------ン(-_-;)
そのままの状態で僕にライダーチェンジしてコースインしてみた。
やはりおかしい 速くピットにもどろう どこなんや いったい
どこがおかしんや 症状を体感しながら次に打つ手段を考えながら
ピットに戻った。
決勝のスタート前チェックが終わるまでに約1時間ある。
よし!
電気系部品・車体ハーネス類を全て交換する事にした。
問題解決の為、全員で必死で作業を進めた。
昨日の事なのに、今このブログを書いていても思い出せない程の事を
やった。
何とかスタート前チェックにも間に合い いよいよ決勝レース!!!
決勝レースはルマン方式のスターなので、第二ライダーの僕はコース上で
エンジンのかかったマシンを支えておく。
そして午後1時レーススタート
予選24番手でも丹生谷選手がトップ集団から離れる訳はないので、ピット
内のモニターで様子を見守る。
直っていてくれ 普通に走ってくれ そう願ったが
その願いは却下されてしまった。
マシンの調子が普通であれば1周目にトップ5台の中には入っているはずの
丹生谷選手がトップ集団の最後尾に居る。
しかも次の周からは離されていく
駄目か~ くそ~
ドンドン調子が悪くなっていくマシンで約25分位走った丹生谷選手が
ピットに戻ってきた。
交換出来る部品は全て交換してあるので、もう残された手はないのだけれど
それでも最後まで諦める訳にはいかない。
一度ピットに戻って来てしまうと絶対に3分間は停止していなければいけない
規則なので、その間に出来る事をやった。
そして僕にライダー交代しピットアウト
40キロ制限のラインを通過してアクセル全開
しかしエンジン回転数が9500rpmより上がる事はなかった。
「このままではレコードラインを走る事さえ出来ない、追突される危険がある」
そう判断しスローダウンしたままピットロードに向かった。
130Rを曲がってピットロードが近付いて来る
おもっきり泣きました 悔しくて悔しくて おもっきり泣いた
誰が悪いわけでもない
みんな一生懸命やってきた
でもサーキットに棲む魔物に勝てなかった。
昔のレース人生でもマシントラブルで悩まされ色んな経験はしたけれども
リタイヤ届けを出すのは初めてだった。
N'z Racing(エヌズレーシング)の皆さん、お疲れ様でした。
現地まで応援に来てくださった皆さん、頑張って来て下さいと声をかけてく
ださった皆さん、そしてKurodayaさん、本当に本当にありがとうございました。
残念な結果となりましたが、ここまでのプロセスで得たものは半端ない。







昨年7月に15歳(享年17歳)でこの世を去った愛娘(次女)が生前に家族は勿論、
先生や友人、リコの事に携わっていただいた皆さんに強烈に残して逝って
しまったもの
それが”リコパワー ”
携わっていただいた方皆さんが口にしていた言葉です。
父親の私が言うのもなんですが、それは凄まじいものでした。
そのリコパワーをグラフィック オンの森本さんにお願いし、ステッカーを
製作していただきました。
出来上がって来たステッカーは仏壇に置いて入魂しました\(^▽^)/

先ずは、走りに元気のないパパに渇を入れてもらうため、4月12日(日)の
鈴鹿Mini-Moto4時間耐久ロードレースではマシンやヘルメットに貼って
一緒に走ります。
バイクからは20年以上遠ざかっていたし、もう47歳なので若い頃の様には
速くは走れないだろうけど、元気だけは失いたくない。。。
しょぼいパパに少しだけ”PicoPower ”をちょーーーだい(*^-^)
本番はママも22年ぶりにサーキット来るのでカッコ悪い走りはできないな。。。